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艦載機移駐押し付けに対する抗議文

 
艦載機移駐押し付けに対する抗議


 私たちは、まもなく、艦載機移駐に対する住民投票1周年を迎えます。
 私たちは、きょう、歴史的な住民投票の成功を記念する市民集会を開催し、これまでの運動を振り返るとともに、新たな運動への決意を固めあいました。
 私たちは、米軍再編が全国各地で住民との矛盾を激しくし、自治体・住民ぐるみの反対運動を引き起こしていること、各地の運動が互いに励ましあう関係にあること、さらに、政府の住民自治の原理を蹂躙する姿勢が市民の新たな怒りを呼び起こしていることを確認し、確信と展望を持ちました。 

 いまや、政府が圧力を強めるほど、米軍再編の危険なねらいと市民との矛盾、そして、政府「説明」の欺瞞性がますます鮮明になってきています。虚偽の宣伝や策を弄して市民を不安と諦めの気分に陥れようとするなど、市民を愚弄する対策は許されません。 
 私たちは、岩国市民および岩国市に加えている政府の理不尽かつ卑劣な攻撃に厳しく抗議し、次のことを要求します。 
 
 一、政府は、「地方自治の本旨」を踏まえ、圧倒的多数の市民の意思にしたがって、艦載機移駐計画を撤回すること。
一、SACO関連事業としての市庁舎建設補助金のカットは、政府側の一方的な「補助目的の変更」によるものです。政府は、約束の一方的変更という公序良俗に反するこのような措置を直ちに改め、予算を復活すること。

 一、愛宕山開発事業は、基地沖合「移設」のために市民を騙して、何の見通しもなく始めたものであることが明白です。政府や県知事の責任を棚上げにし、市民・県民の財政への不安を逆手にとって、米軍住宅建設すなわち艦載機移駐の条件整備をもくろむなど言語道断です。政府および件は、そのような企図をきっぱりと否定し、岩国市および岩国市民の納得のいく解決策を追及すること。
 以上

 2007年2月12日
 住民投票1周年記念市民集会


 

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発言・意見

発言・意見の一部を紹介します。 ○住民投票は「艦載機移転の是非を問う」という非常に判りやすい選択だった。これ以上の負担はごめんだ!という市民の心が一つになった。 今おこ...

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